アロマオイルとエッセンシャルオイルの違い(個人的見解含む)

完全無農薬のラベンダー自社農場(フランスにて)

こんにちは、安田直子です。

私は「アロマオイル」と呼ぶのは個人的に好きじゃなくて、「エッセンシャルオイル」と呼ぶのが好きです。

●アロマオイル = 「植物+合成オイル」もしくは「合成オイルのみ」

●エッセンシャルオイル・精油 = 「植物のみ」

エッセンシャルオイルの事を「アロマオイル」と呼ぶ人もいるけれど、私はあえて「エッセンシャルオイル」と呼びたい。

どんなに舌をかみそうになっても、文字数が多くてまどろっこしくても、えっせんしゃるおいる

どうも、アロマオイルとは呼びたくなくて。。

私はアロマオイルという音を聞いた瞬間、「合成アロマ」のネットリした化学物質を思い出してしまう。

どうしても舌をかみそうだったり文字数が多い時は、「オイル」と呼んだ方が、まだ良いかなと思ってます。

(しかし、エッセンシャルオイルのことを分かりやすく「アロマオイル」と呼んでいる場合もあるかもしれないし、アロマオイルと呼ぶことが間違っているわけでもないと、思うのよ)

私が、個人的に好きでない。ということなのですー

私としては、エッセンシャルオイルのメーカーが、農薬を一度も使ったことのない土を使って、エッセンシャルオイルの元になる植物を、無農薬でていねいに丁寧に作っている自社農場をこの目で見ているので、どれだけ手間ひまをかけて作っているかを実際に見ているので、、それら合成品と絶対に一緒にしてほしくない。という思いがあるのです。

命の含まれ方が、もう全然違うのだ。

生命力の高い、命の詰まったエッセンシャルオイルを使っていると、スッカスカのアロマオイルなんて使えなくなってしまう。

アロマオイルとは?

植物から採ったエキスも含みつつ、そこに合成香料をつぎ足して「ラベンダー」と呼んだりもするのがアロマオイル。

ドラッグストアにある「アロマの香りナントカ」って言うのは、間違いなく「アロマオイル」に属すると思います。

植物から採った純粋なオイルは、そもそも、プラスチックに入れることはできません。

プラスチックという化学物質とエッセンシャルオイルは、相性が悪いんですよね。。少しの間ならまだしも、長く保存することはできません。

ドラッグストアに並んでいるアロマ入り商品って、ほぼプラスチックに入っていますよね。本当はそんなの、ありえないんですよー。

なので、本当はこれらを「アロマ」なんて呼んで欲しくないのだけど(泣)工場で作った合成の香りがたっぷり含まれているのに・・

私の使っているエッセンシャルオイルの会社はシャンプーやシャワージェルも出しているけれど、プラスチックに溶けない加工をしているそうです。

(しかし、エッセンシャルオイルのことを分かりやすく「アロマオイル」と呼んでいる場合もあるかもしれないし、アロマオイルと呼ぶことが間違っているわけでもないと、思うのよ)

本物か、にせものか

ドラッグストアで見かける某大手メーカーは、普通の6倍しぼり出せるラベンダーを開発したそうです。。

6倍ですよ6倍。

たくさんしぼれますね…(°▽°)

しかし、6倍しぼれちゃうから楽チンでオトク♪なんて言ってられない(涙)地球の作り出す知恵とはかけ離れていますよね。そんなの、自然のパワーでも何でもない。

残念ながらその「アロマオイル」はニセモノ・・・

エッセンシャルオイル・精油と呼ばれる場合、純粋に植物から抽出した芳香物質(オイル)です。

ただ、どの国でも、エッセンシャルオイルを直接取り締まる法律というのは、存在しないんですね。

なので、品質管理は各メーカーそれぞれに委ねられています。だから基準もさまざま。

消費者としては「自分は何を基準にして選ぶか?何を大切にして選ぶか?」しっかり見極めることが大切になります。

品質管理をどこまで徹底するか

エッセンシャルオイルは「ボトリングビジネス」とも呼ばれています。

ある農家が採取した植物を他の会社が購入して蒸留(抽出)し、そしてまた他の会社が抽出したオイルを大きな釜で購入し、小ビンにつめ、自分のメーカーのラベルを貼って出荷する、というメーカーも多くあります。というか、かなりの割合で(というかほとんどのメーカーが)そうであると聞きます。

(しかし、これらが決して全面的に悪いということではありませんが)

もしも、エッセンシャルオイルの品質を真に追求するなら、複数の会社でたらい回ししすぎてしまうと、品質管理が行き届きづらくなります。

メーカーによっては、植物を1番しぼりだけでなく、2番・3番しぼりも行い、しぼれるだけしぼり取るメーカーもあります。

もちろん、植物を真に愛し、誠実で素晴らしい精油メーカーもあると思います。

しっかりと見極めることが必要!

素晴らしいメーカーもあれば、そうでないメーカーもあり、入り交じっているのがエッセンシャルオイル業界なのです。

真実も100倍、ウソも100倍

エッセンシャルオイルは、植物が濃縮された状態です。100倍濃縮されているとも言われてます。

植物を育てる時に除草剤や農薬を使用していると、オイルとして抽出される際にそれらも濃縮される可能性があります。残留農薬もあなどれません。

エッセンシャルオイルは少ない量だしと思いきや、すべてが濃縮されるので、ウソはつけないのですね・・

ウソをついたとたん、ウソも全部100倍となって、表れてしまいます。

パッと見、液体としては同じように見えても、メーカーの姿勢が全部ボトルに入っている。ということです。

ただし、香りを楽しむレベルのアロマであれば、それほど細かく気にする必要もないのかも。

もし、エッセンシャルオイルをもって自分に本当に真剣に取り組みたいと願うならば、心身に響かせ、魂に響かせたいと願うならば、品質はとってもとっても重要!

ニセモノが含まれたエッセンシャルオイルでは、真の意味でセラピーは成り立たないと思います。

エッセンシャルオイルのボトルに、何が入っているのか。

植物の真実が詰めこまれているのか。

はたまた、メーカーのずるさや、ちょっとした手抜きもこっそり入っているのか・・。。

私たちは、真実を見る目で見極め、「選ぶ目」を持つ必要がありますね。